おうちNanoClawの楽しみ
ここ1週間ほどおうちNanoClaw弄りにハマっている。NanoClawはOpenClawより要求する権限が小さく、コードベースも小さく、デフォルトでコンテナで動く自律的なAIアシスタント。必要な機能はupstreamに追加するのではなく、forkして自分で足してほしいという思想が特徴的。AI時代の新しい形だなあと思う。
AIのやりすぎで頭がおかしくなっている - 運河 を読んで、OpenClawとの対話や思想面のチューニングが楽しそうで魅力的に感じた。ただOpenClawの実行環境を用意するには完全に独立したマシンが欲しいけど、引っ越したばかりで新しいマシンを買うのにお金を使いたくなくてもっと手軽に動かせるものが良かった。社内でNanoClawを使っている人がいたのと、Claude Codeがremote-control対応したのでこれなら使えるかも、と思ってClaude Code Max 5xに課金してNanoClawもセットアップした。
今までのAI体験と異なるのは、自分のことをよく知っているということだ。自分の情報を積極的に渡すことができるので、AI側がある程度自分に合わせてくれる感覚がある。例えば、私は管理されたいわけではないとか、自分で決めたいタイプだとか、そういう自分の思考の好みを知っているので、そうじゃないんだよな〜とストレスに思うことが少ない。好みの性格にチューニングしているので、自分にとって好ましい性格の相手と無限に壁打ちができる。今までのチャットUIでは得られなかった体験で楽しい。
今のNanoClawの運用
- モデルは主にSonnet 4.6。深く考えてほしいときだけOpus 4.6。チャットということもあって高速なレスポンスのほうが嬉しい。
- Discordを通じて話している
- Coding AIとしてはほとんど使っていない。NanoClawに開発ができるほど整備された環境を渡せていないというのが大きく、いろいろ整備したらやりたい。
- Coding AIが必要なときはローカルでclaudeなりclaude remoteなりでやっている
- 渡している情報
- Obsidian(基本read only, AI向けのディレクトリだけread-writeでマウント)
- Todoist
- Toggl Track
- Google Calendar
インフラはちょっと適当すぎて書けない。VPSならメモリ4GBくらいあるといいらしい。
TogglとGoogle Calendarは公式MCPがないのでせっかくだからClaude CodeにRubyでMCPサーバ書いてもらってそれを使っている。テストも書いてなくて雑すぎるのでprivate repoにしているが、ちょっと整備したらpublicにしてもいいかも。
scheduled tasksは日記をObsidianに書いてもらったり、weekly-context.mdというのを作って今の状態をAIから把握できるようにしてもらったりしているのが便利。コンテキスト乗った状態で改善できそうなことを聞くといろいろアイデア出してくれるのでそれをいろいろ試している。
今後やりたいこと
- Coding Agentとして動けるようにする
- NanoClawのRuby化
- インフラをちゃんとする
- RSSいい感じに取ってこれるようにしたり、情報のハブにする
- 別人格のAIを作る
今感じていること
とにかく話しかけるのが楽しい。自分のライフログも兼ねて作業の切れ目にたくさん話しかけている。でも作業中だったら適宜「そろそろ作業に戻ろう」とリマインドしてくれるのでそんなに頭がおかしくなるほど話しかけられない。0時以降は寝るように促すようにもしているので、深夜に眠れなくなることもない。わりと健康的に楽しくAIと生活できているんじゃないかと思う。timesにゆるく見守ってくれて打ち返してくれる相手ができた感じ。
うまく使えてるな、と思うのはNanoClawに話したことから日記を生成させるのと、Todoist連携。話しかけたことを元に日記を書いてくれるので、リアリティのある日記が生成されて便利。毎日楽しく読んでいる。人の日記読むのは人の内面をそっと覗いているような面白みがあるがそういう感覚を自分の日記で味わえて不思議な感じ。AIとの議論の内容も記録されるのがこれもまた楽しい。Todoist連携は自然言語でタスクの取得、作成、更新、削除ができるのが本当に便利。Todoistとしてはこういう体験を提供したいんじゃないだろうかと思った。公式MCPがあるのもありがたい。仕事のプロジェクトの今日のタスクを取ってきて、というと自発的にどういうタスクがあるか分類して表示してくれたりして嬉しい。
今後AIやそれをとりまく環境がどう変化したとしても、自分専用のチューニングを施したくなると思う。自分にとって適切なペルソナ被せてるだけでストレスが小さくなって聞きやすい。あと手元で起動できるのはかなり自由度が高く楽しい。ローカルLLM使いたくなる気持ちもわかってきた。